北川総領事からのメッセージ(2018年7月)

昨年5月に総領事として着任して1年が経過しました。その間,商工会・日本人会のご協力を得つつ,日本とカルナタカ州との経済・文化交流促進のため尽力してきました。

経済分野では,ダイアログ・モニタリング委員会の努力により,ベンガルール市内の道路の渋滞緩和のため,無償資金協力による高度道路交通システム(ITS)の導入が実施されることとなりました。また,本年4月には世耕経済産業大臣がベンガルールを訪問し,日本とインドのスタートアップ促進のためのセンターを当地JETRO事務所に開設すると発表しました。本センター設立により,IIMB及びNASSCOMとの連携が強化され,日インド間のスタートアップ分野での協力がこれまで以上に促進されることが期待されます。更に,総領事館は,日カルナタカ間の観光を含む人的交流促進のため,JNTOと協力し,定期的に,査証手続きの緩和措置・観光に関するセミナーを実施しています。

文化交流では,インド人日本語学習者と商工会・日本人会関係者が日本語で語り合う場である「日本語の夕べ」を3回開催しました。その効果もあり,JLPT試験の申込者が400人近く増加しています。当地カルナタカ商工会議所でも日本語講座が開講され,また,当地の大学でも新規に日本語講座が開講されるなど,日本語ブームがおきつつある状況です。日本食フェスティバルも総領事館主催で初めて実施し,大盛況となりました。更に,アニメやマンガなどの日本文化に親しんでもらい,また,ベンガルールをそのような日本文化の発信地として促進すべく,総領事館主催で,コスプレで街を歩く「コスプレ・ウオーク2018」を実施しました。スポーツ分野では,日本のプロのジュニアー部門のサッカーチームが初来訪し,当地プロ・サッカーチームと対戦しました。

このように,日カルナタカ州との経済・文化交流は,商工会・日本人会のご協力により,過去に比類のない勢いで促進・強化されています。総領事館としましては,今後更に強化していきたいと考えておりますので,引き続きご支援いただければ幸甚です。

また,総領事館は,在留邦人の皆様への安全確保や領事サービスの拡充など,できる限りの支援に努めて行きたいと考えておりますので,お困りのことがあれば,お気軽に総領事館にご相談いただければと思っております。

本年も引き続き,皆様方のご支援,ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

在ベンガルール日本国総領事館
北川 隆行

2018年7月吉日